イベント・研究報告会
「コロナ禍のオンライン産後ケアプログラムの効果」調査研究オンライン報告会
日時:2021年7月28日(水)15時00分〜16時00分
動画アーカイブ
投影資料
マドレボニータの活動、オンライン産後ケアプログラム、調査の背景、今後の活動について
(NPO法人マドレボニータ 共同代表理事 中桐 昌子)
・研究報告
「コロナ禍における産後女性の心身の健康増進を目的としたオンラインプログラムの効果」
(日本体育大学体育科学研究科助教,博士(スポーツ科学)野村由実氏 )
「コロナ禍における妊産婦の心身の健康状態とパートナーシップの実態」
(大阪行岡医療大学助教、理学療法士、博士(医学)荒木智子氏)
論文掲載
運動と対話で構成される単回の出産後プログラムのストレス緩和効果
著者: 野村 由実, 杉田 正明
掲載誌: 運動とスポーツの科学,27巻2号: 119-127
発行日: 2022/03/20
<調査の概要>
2020年11月、都内にて産後ケア教室の受講者16名に協力いただき「有酸素運動と対話をおこなうことによって 心理的・生理的ストレス反応にどのような影響をあたえるのか?」を調査。
・心理的ストレス尺度:質問紙を用いて「ポジティブ感情尺度」を調査。項目のうち快感情,リラックス感,不安感を評価
⇨有酸素運動+対話によって ”快感情” ”リラックス感” の上昇が見られました。
・生理的ストレス尺度:唾液中のストレスマーカー(コルチゾール)を評価
※コルチゾールとは心身がストレスを受けると急激に分泌が増えるホルモン
⇨コルチゾールは減少傾向だが【運動負荷】【赤ちゃんの状況】【会場までの移動時間・方法】などに影響を受けるため個人差が大きく、有意な変化は認められませんでした。ただ今回は統計的な差はなかったですが、 教室中はストレスレベルが下がり続ける傾向がありました。
コロナ禍における産後女性の心身の健康支援を目的としたオンラインプログラムの効果(第1報)
著者: 野村 由実, 荒木 智子, 吉岡 マコ, 杉田 正明
掲載誌: 女性心身医学, 2021 年 26 巻 2 号 p. 153-164
公開日: 2021/12/02
2021年7月の報告会の動画およびスライドは、本ページ上部の「コロナ禍のオンライン産後ケアプログラムの効果」調査研究オンライン報告会をご参照ください
日本人女性の産後の身体活動に関する報告で初となる英語論文
Factors influencing physical activity in postpartum women during the COVID-19 pandemic: a cross-sectional survey in Japan
著者: 野村 由実, 荒木 智子
掲載: BMC Women's Health volume 22, Article number: 371 (2022)
発行日: 2022/09/08
実態調査
2020年8月27日
妊娠期・育児期のパートナーシップ実態把握調査を実施
家事と育児は「夫婦=チーム」として機能すると、生活の満足度は大きく高まる
マドレボニータと株式会社マクロミルは、協働調査として「妊娠期・育児期のパートナーシップ実態把握調査」を実施しました。
本協働調査は、マクロミルが取り組む社会貢献活動"GoodMill"としてご支援いただきました。
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2019年12月4日
出産を経た女性の活躍に向けて ~課題の可視化と企業への提言~
女性が出産後も働き続け、充実したキャリアを重ねるために企業ができることは?
マドレボニータはNPO法人ETIC.主催、J.P.モルガン協賛のコミュニティ型プログラムIMPACT Lab.(インパクト・ラボ)に参加し、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむと一緒に、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社に協力いただきながら、女性の就業継続とキャリアアップについて調査を行いました。その結果を企業に向けた「女性の継続就業・キャリアップに向けた提言」としてまとめ、公開しました。
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2019年10月25日
対象者夫婦(カップル)からみた東京都の産前講座の現状
妊娠中に教わっていないことで教えて欲しかったことが判明!
マドレボニータは、東京都の300名の男女(妊娠中から出産後1年)を対象とした産前講座(両親学級・母親学級・父親学級)に関するアンケート調査を実施しました。
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