こんにちは。共同代表の中桐昌子です。
2022年9月~12月に開催、
今回で3期目となる『産後セルフケアアドバイザー』養成スクールが
修了しました!
▲全7回の講座を修了された8名の『産後セルフケアアドバイザー』のみなさま
7回の講座はどれも濃厚なプログラムなのですが
今回、新規で導入した『対話の場づくり』の回について
『産後セルフケアアドバイザー 』第1期生の
”よっちゃん”、こと橋本和良さんより
ご報告いただきます。
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はじめまして、今回の講座でアシスタントをさせていただいた、
”よっちゃん”、こと橋本和良です。
長野県在住、今年、第三子が産まれ、産後9か月になります。
リモートワークの傍ら、自身の経験から
産前産後の女性の日頃のケアを広めたく、
自分に何が出来るか模索中です!
2022年11月24日(木)は、
秋期養成スクール『スキルを習得する』アドバンスコース
第3回目:マドレ式対話の場づくり
「場づくりをする時に最低限持っておきたいこと」の講義でした。
今回は、マドレの『産後ケア教室』でおこなっている
対話のワークの意図や、
ファシリテーションの際に大切にしていることがテーマ。
1,チェックイン
2,対話ワークの特性についての振り返る
3,マドレ式「対話」とは何かをひも解く(全体シェアリングの解説)
4,対話の場をファシリテートするためのコツ
と進んでいきました。
チェックインでは、checkというWEBアプリを使って
自分の今の感情を共有。
気持ちをシェアすることで、
場に安心感が生まれる体験をすることからはじまりました。
『産後ケア教室』では、
毎回、対話のワークの時間がプログラムに組み込まれ、
この対話を行うためにも有酸素運動があるといっても過言ではないほど
マドレでは対話を大切にしています。
養成スクールでは
実践からの振り返りをする反転学習で進めています。
今回も事前課題として、
『マドレ式対話の場づくりの手引き』を読むことや
『シェアリング』のワークを実践することが出されていました。
この事前課題や、それまでの自身の経験から、
対話のワークの特性について、
まず個人の気付きをワークシートに記入していきます。
受講生は戸惑うことなく、スルスルとシートを埋めていました。
受講生がマドレの教室に参加し、
自分が感じていた想いが溢れている様子を感じました。
また、事前課題を通し、
更に自分の言葉で、ワークの意図や目的を表現することが
できるようになっていたと思います。
個人ワークの後、グループシェアでは受講生それぞれの想いが共鳴していました!
マドレで大切にしているリーダーシップの在り方についても、説明がありました。
土台としてフィジカルストレングス(健康な体)があり、
レジリエンス(立ち直る力)が存在する。
自分自身を理解することは、他者の理解を育む。
この両方があるからこそ本質的で深いつながりが立ち現れてくる。
そのためにも「自分の思いはどこにあるのか」といった自己理解を深めることや、
それを確かめるためにも、自分の内側にある感情や、
まだ言葉になっていない気持ちを表現することが、
対話をおこなう意味であることも学びました。
またオンラインで場をつくる際の方法についても触れました。
オンライン講座は、各自異なる場所から参加するため、
講師が個別にフォローをするのには限界があります。
その上、ブレークアウトルームに入ってしまうと
参加者同士のみで対話は進行するため、講師はほぼ何もできません。
そのため、ワークをする場合は『意図』と『やるべきこと』を明確に伝え、
参加者の協力を仰ぐことが重要です。
このことについて受講生も、場づくりをやってみた経験を振り返りながら、
どのように進めると協力を得られやすくなるのかなど理解を深めていました。
シェアリングのワークでは
「人生、仕事、パートナーシップ」など
少し心がざわついたり、
普段は言葉にしないようなテーマも取り上げます。
人生や仕事、パートナーシップは、
産前産後でがらっと変わるけど、
普段話題にはしません。
むしろ考えることを避けたい時もあるかもしれません。
それもあえて場に出すことで、
わたしはどうしたかったのか、
自分の本当の気持ちに気づけることもあります。
マドレでは、この人間だけがもつ「気づき」の力を利用して、
自分の人生のオーナーシップを取り戻すことをやっているんですね。
実際の対話の場では時に、
自分の本当の望みに気付き、
行動に移していく、とても美しく輝かしい場面が
展開されることもあります。
自分の胸の内にしまっていた
『本当にやりたいこと』を自分で大切に出来た時、
その人自身も、その周りにいた人も
とてつもない感動と勇気に包まれます。
受講生もマドレのインストラクターも、
これからそれぞれがつくっていく場で、
ますます輝く方々に出会える期待に包まれた
今回の講義でした。
私はこれまで対話の場をつくるのにあたり、
参加者の方が上手く話せず気まずい時間になったらどうしよう、とか、
進行の際に緊張して何に集中すべきがいいか分からず
漠然とした不安になることがありました。
今回、講座に参加することで、
進行時の、そのときそのときの自分の役割のポイントが分かり、
進行への不安が軽減しました。
また、シェアリングのワークでは
参加者側に心理的抵抗が起こることが自然な事だということも学び、
参加者に委ねる決心が私自身につきました。
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よっちゃん、読み応えのあるレポートをありがとうございました!!
マドレボニータが大切にしている「対話」の場づくりをはじめ、
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