こんにちは。養成事業部の長野奈美です。
産後ケアの担い手育成をしている養成スクールも 5期目を迎えています。
日頃お仕事などで産後女性と接している方を中心に 今期は6名の方とともに学んでいます。
きょうは全7講の5回目。
マドレボニータの産後ケアのフィロソフィーをお伝えする上で 一番の肝となっている 「セルフケアとは?」「対話とは?」をお伝えする回でした。 ・ ・ 赤ちゃんのお世話に追われていると 自分のケアどころではない。
ゆっくりコーヒーを飲んだり ヨガスタジオにいって汗を流したり 自分をご機嫌に保つための時間が圧倒的に不足してしまう。
そして、大人との会話も不足してしまう。
だからモヤモヤ思っていることがあっても 誰かに聞いてもらって消化=昇華させたり なんてこともできずにモヤモヤのまま抱えてしまう。
自分の心と体の快適さも 自分の言葉を失ってしまうのが、産後。
だから産後には、セルフケア対話が必要なんです。
マドレボニータのプログラムでは 体を快適にするためのセルフケアをして 体と心が解放された状態をつくって 日頃モヤっと考えている 「母になった私の生き方」をテーマに話してもらっています。
人は誰しも本来自分の持っている力を 発揮できる存在であるにもかかわらず 一時的にその力を発揮できなくなるのが産後。
その力を取り戻すために セルフケア・対話の両方が必要です。
特にきょう熱を込めてお伝えしたのは
産後はセルフケアとか自分のための時間とか 贅沢なもの、余裕がある人がするもの、と 思ってしまいがちだけども
自分を健康に、ご機嫌に保つことは 大人として当たり前にやっていきたいこと。
とくに子どもをケアする親になったからこそ 責任を持って取り組むべきこと、だということ。
そのセルフケアの概念をぜひ 産後の家族にお伝えしてね、とお話ししました。
忙しい、余裕がないときほど 切り詰めてしまうのが、セルフケアの時間。
産後じゃなくても 自分を健康にさらにご機嫌に保つことは 意識的にやっていたいですよね。
そんなことを体現しながら 産後ケアをお伝えできる人が、世の中に増えていくように。 これからも養成の現場で、頑張っていきます。 ・ ・ 次週は「対話の場づくり」をテーマにした内容で クライマックスを迎えていきます。
来月には、兵庫、愛知、岐阜、神奈川、埼玉、山形に 新たな産後ケアの担い手「産後セルフケアアドバイザー」が誕生しますよ!
みなさんお楽しみに。
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