こんにちは。マドレボニータの山本です。
少し前のことになりますが、2/22(土)『産後のくらし準備講座~カップルのライフデザイン編』を開催いたしました。

3回にわたって開催した『産後のくらし準備講座』は、産後に大きく変化するテーマごとに、ご参加者同士で一緒に考えたり、話すことで、より自分らしい産後を過ごすための準備を行う実践編のプログラムです。
ただ、実践編といっても、How to・手法・ノウハウ をお伝えするものではありません。
子どもが生まれた後の生活をどうデザインしていくか?どう組み立てていくか?
デザインしていくといっても、人によって取り巻く環境や価値観は全然違いますし、そこから生まれてくる希望は、他の誰でもなく、自分の中にあるはず。
だけど、そこを知ることをせず、そして一緒に生きていくパートナーと伝えあうことをせず、2人の、家族の人生をデザインしていこうとしても、きっとそれはどこかに歪みが生まれてしまいます。
なので、この講座では自分の中にあるニーズを知り、言葉にし伝える。そして違いも認め合いながら、お互いが納得できるところで決めていくことの大切さをお伝えしながら、いくつかの質問を通して、ご自身の中にあるものに気づいていただく練習を重ねていきました。
講座中、チャットでのやり取りをメインに進めていきましたが、みなさん、熱量の高いメッセージをたくさんお寄せくださいました。
そして、受講後アンケートでは・・・
●改めて夫に話したい事はあるけど具体的にイメージ出来てないなと感じました。苦笑。あと、夫に労いの言葉を言いたいのに言えていないことを、ワークをして気づけました。自分のニーズを知るところがまず一歩!この後じっくり考えてみたいです。支援者としてもこの体験を活かしていきたいです。本当にありがとうございました!
●夫婦の対話の時間3分で自分の思いや悩みを伝え切れる時間って、とりあえず受け取ってもらいあう時間って必要だなぁーって思いました
●頭の中でぐるぐるしていたことを、話すことによって少し整理されました。開示するって大事だなと思いました。
などのお声をいただきました。
今回の講座の中で、もしかしたら、さらにモヤモヤしたり、どうしたらいいのかがまだ見えずに余計に苦しいなと感じた方もいるかもしれません。
だけど、そのモヤモヤの中にこそ、あなたの「本当はどうしたいか?」の種が隠れているのだと思います。
そこをじっくりとじっくりと観察しながら少しずつアウトプットしながら、そこから出てきた芽を、少しずつパートナーやご家族に見せつつ、一緒に育てていただけたらと願います。
そのプロセスは簡単ではないかもしれないし、途中で枯れちゃうこともあるかもしれないですが、諦めずに水をやり続けることに意味があるのだと思います。
とはいえ、この作業を1人でやり続けるのも難しいのも事実。
なので、マドレボニータは、これからもこうしてじっくりとご自身の思いと向き合う場を作り続けていきます。
11月から2月まで、産後ケアをより多くの方に知っていただくための啓発講座を開催できたのも、積水ハウスマッチングプログラムの助成をいただいたおかげです。ありがとうございました。
そしてこうした取り組みは、マドレボニータとしても、新しいチャレンジでした。
ここでの学びをさらなる糧にして、今後もより良いコンテンツをお届けしていけるよう準備を進めていきますので、ぜひご活用ください。
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