2021年4月20日更新
▼インストラクター養成スクール(後期)エントリー受付終了☆5/17~開講予定
こんにちは!養成事業部の新井和奈です。
2021年1月から始まった
3ヶ月のマドレボニータ養成スクールが終了し、
もうすぐ三週間。
『産後セルフケアアドバイザー』リレーインタビューをお届けしております!
今回は、
岐阜県山県市の児童館で
NPOの代表として活動している産後セルフケアアドバイザー、
ようちゃん、こと丹羽洋子さんにお話を伺いました。
ようちゃんがスクールでの学びを活かし、
ご自身の持ち場で
どのように力を発揮していきたいか?
お話を聞かせていただきました。
(上)ようちゃん(児童館の館長さん!) (下)インタビュアー新井
ーなぜ、養成スクールで学びたいと思ったのですか?
理由は2つありました。
岐阜のマドレボニータ認定・山本裕子インストラクター(ひろりん)を招いて
母親サロンや両親学級を開催した際、
講座終了後のご参加者の変化を目の当たりにしていました。
山県市のママやパパにも『産後ケア』について知ってもらうためには
地道に、定期的に、講座を開催していくことが必要。
自分が『産後ケア』の担い手になるのが一番!
そう思ったからです。
もう一つは、個人として、代表として、同じNPO法人として、
マドレボニータに興味もありました。
規模や形態は違いますが、その理念をもっと知りたい、触れてみたい。
そんな思いもありました。
ー実際学んでみていかがでしたか?
自分たちがやっていることと
マドレボニータがやっていることの違いに気づけました。
それぞれの強みを
お互いに取り入れたほうがいいこともありますよね。
わたしたちはお母さんに寄り添って、
一緒に考えていくことを大切にしています。
マドレは、”真の自分を持っている”ということを
大事にしているのをすごく感じ、
自分たちの活動にそのエッセンスもミックス出来たらと思っています。
支援の方法、寄り添い方やアクセスの方法は違いますが、
お母さんが自分らしくいること、
自分を大切にすることが大事。
行き着くところは同じだと思っています。
ー確かにいろいろな関わり方があった方がいいですね!
よかったら今後の展望も教えてください。
当法人が運営する高富児童館での
定期的な講座の開催です。
産後ケアだけでなく、
色々な視点からの支援も混ぜ合わせながら、
その人にあった支援を考えていきたいと思ってます。
月1回、土曜日に、定期開講すると決めました!
ー月1回の定期開催、素晴らしいですね!
産後ケアだけでなく、”色々な視点からサポート”とは具体的にどんなことですか?
全体的に子どもの発達が遅れていることが気になっています。
その要因は色々あると思います。
例えば、長時間抱っこひもを着けたままのお母さんを見かけます。
ずっと抱っこしているのはお母さんの身体にも負担がかかるし、
赤ちゃんも同じ姿勢を続けることで、
必要な運動が出来なかったりするんじゃないかなと思います。
そんなことも、伝えられたらと思っています。
ー具体的にどんな風に伝えていこうと考えていますか?
今は、スマホで情報を取り入れられるけれど、
児童館みたいなところで、他のお母さんと話したり、
赤ちゃん同士触れ合ったりしながら、
スマホではなく、赤ちゃんを見て、
赤ちゃんが何を求めているかを感じ取れるようになってほしいなと思います。
講座では「わらべうた」を取り入れるのですが、
これも赤ちゃんの目を見て話すことや、
触れ合うことの大切さを伝えたいからです。
そういうことを「教える」というのではなく
体験から感じていただけたらいいなと思います。
ー実際、どんな講座を開催されるのですか?
「赤ちゃんと一緒に児童館デビューしよう!」という講座です。
実は山県市在住の方を優先で開催している両親学級は、
夫婦での参加に対する敷居が高く、
市外の方の参加が多いので
山県市で広げたいですね。
パートナーを誘っても来てくれなかったり、
お母さん自身が
「夫を誘っても来てくれない(だろう)」と
最初から誘わない事もあるのではないかなと思います。
地域柄、同居家族も多く、
子どもを祖父母に見てもらえるという方が多い一方で
パートナーの存在が抜け落ちているという状況も実際あります。
ーなるほど。課題があるということは、改善の兆しがあるということ、
これから良くなる希望もある!伸び代があるとも言えますね。
そうですね!
ースクールに参加してよかったことを教えてください。
スクールの仲間を見ていて、若いっていいなと思いました。
あのパワー羨ましい(笑)
お母さん自身がやりたい!という気持ちを応援してあげたい。
幅広く、いろいろなパワーがあるママたちを支えたい。
そして、
いろいろな人の話を聴くのが大事だなと思いました。
話して初めて、考え方に違いがあることに気がつける。
自分の考えを凝り固めてしまうといけないとも思いました。
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地域で、産後の人が繋がれる場づくりができ、
孤育ての負担が減り、赤ちゃんの発達促進、
大人とのコミュニケーションが増え、
共有する相手ができる。
そんな場作りをされているようちゃんは、
スクール同期生の
子育て真っ最中の母たちのエネルギーを
羨ましく思ったとのこと。
スクールで大変だったことは?と尋ねると
「毎週土曜に児童館に遊びにくる子どもたちと一緒に遊べなかったのが、
寂しかったー!終わってやっと遊べると思った!」
と話してくださったようちゃん。
お人柄が現れていて、そんなようちゃんが見守る、
山県市の母たちを羨ましく思った次第です。
翌日、新井はそんなパワフルさを持つ
とっても魅力的なメンバーにインタビューをさせていただきました!
そのほかのインタビューもどうぞお楽しみに❤
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★リレーインタビューはこちらから★
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